B2-蓮池と渡月橋
太田市教育委員会 説明文
最初に興味をそそるのは、やはり蓮池と渡月橋
渡月橋
渡月橋 私のイメージ
月は死の世界への入り口、竜宮へ通ずるところ。
橋は宝珠が有るところから、龍、この世とあの世
への橋渡し。伝説に蓮池は龍宮への入り口。池の底
から龍宮へのみちが開けているらしい。
注、蓮の糸とは、蓮の葉や茎からとったという繊維。
極楽往生の縁を結ぶという
渡月橋を渡ることで、この世から俗界を離れ神聖
な領域に入ることを意味するらしい。
この橋を渡って先へ進むと、徳川家の墓所に行きつく。
俗界を龍神の橋を渡ると、そこは静寂の地、骨の
安置場所。つまり蓮池の底には龍宮への道があり、
墓所の方から蓮池へ向かうと死後の世界へ、逆に
龍宮の方から新しい魂が出てきて、俗界の方へ向かう
と新しい生命の誕生となる。水は魂の通路でもある。